ユーザーの方から,時計の短針と長針の角度のドリルで解き方がわからないと,
ご意見をいただきましたので簡単に解説します.
たとえば,この問題を解いてみましょう.
まず,短針と長針のそれぞれの位置を12時を基準に求めてみましょう
【長針】
長針は60分で1回転(360°)まわるので1分あたりに進む角度は
[1分あたりに進む角度]=360÷60 単位は[°]
なので長針の12時からの角度は
[長針の12時からの角度]=[長針の指す時刻]×[1分あたりに進む角度]
ですね.問題の長針6分の12時からの角度は
[長針の12時からの角度]=6×360÷60
[長針の12時からの角度]=36°
【短針】
短針は12時間で1回転(360°)まわるので1分あたりに進む角度は
[1分あたりに進む角度]=360÷(12×60) 単位は[°]
なので短針の12時からの角度は
[短針の12時からの角度]=[短針の指す時刻(分単位で)]×[1分あたりに進む角度]
ですね.短針の指す時刻を分単位であらわすと
[短針の指す時刻(分単位で)]=[短針の指す時刻]×60+[長針の指す時刻]
問題の短針4時6分の12時からの角度は
[短針の12時からの角度]=(4×60+6)×360÷(12×60)
[短針の12時からの角度]=123°
【短針と長針の角度】
短針と長針の間の角度は
[短針と長針の間の角度]=[短針の12時からの角度]−[長針の12時からの角度]
ですので,4時6分の短針と長針の間の角度は,
[4時6分の短針と長針の間の角度]=123−36
[4時6分の短針と長針の間の角度]=87°
ということで,こたえは87°でした.
短針と長針の間の角度は何度ですか?
4時6分
4時6分
たとえば,この問題を解いてみましょう.
まず,短針と長針のそれぞれの位置を12時を基準に求めてみましょう
【長針】
長針は60分で1回転(360°)まわるので1分あたりに進む角度は
[1分あたりに進む角度]=360÷60 単位は[°]
なので長針の12時からの角度は
[長針の12時からの角度]=[長針の指す時刻]×[1分あたりに進む角度]
ですね.問題の長針6分の12時からの角度は
[長針の12時からの角度]=6×360÷60
[長針の12時からの角度]=36°
【短針】
短針は12時間で1回転(360°)まわるので1分あたりに進む角度は
[1分あたりに進む角度]=360÷(12×60) 単位は[°]
なので短針の12時からの角度は
[短針の12時からの角度]=[短針の指す時刻(分単位で)]×[1分あたりに進む角度]
ですね.短針の指す時刻を分単位であらわすと
[短針の指す時刻(分単位で)]=[短針の指す時刻]×60+[長針の指す時刻]
問題の短針4時6分の12時からの角度は
[短針の12時からの角度]=(4×60+6)×360÷(12×60)
[短針の12時からの角度]=123°
【短針と長針の角度】
短針と長針の間の角度は
[短針と長針の間の角度]=[短針の12時からの角度]−[長針の12時からの角度]
ですので,4時6分の短針と長針の間の角度は,
[4時6分の短針と長針の間の角度]=123−36
[4時6分の短針と長針の間の角度]=87°
ということで,こたえは87°でした.
[記事URL] http://dorilu.net/blog/?th=2008100100
カテゴリー:図形のドリル(5)
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